地域歳末たすけあい募金
歳末たすけあい募金は、共同募金運動の一環として、新たな年を迎える時期に、支援を必要としている人々が安心して暮らすことができるよう実施している募金です。
この運動は、1906年(明治39年)に大阪毎日新聞が「歳末同情募金」を集めたのが始まりとされており、その後、方面委員(民生委員の前身)が中心となって、全国的に「歳末同情募金」を募り、義援金品の配布を行っていました。
元々は、共同募金運動とは別の取り組みでしたが、厚生省が1959年(昭和34年)に通知した「昭和34年度共同募金運動について」により、歳末たすけあい運動は、共同募金運動の一環として取り組まれるようになりました。
運動の発端が、年を越せない人のために金品を持ち寄る活動であったため、歳末たすけあい運動では、当年度中に募金と配分を行うこと、助成配分内容として見舞金の配分があることなど、赤い羽根共同募金と異なる取り扱いが今も残っています。
地域歳末たすけあい募金の運動期間
12月1日から12月31日の1カ月間。
※共同募金運動の一環として実施しています。
NHK歳末たすけあい募金
1951年(昭和26年)に、NHKがその公益性に基づき、放送を通して社会福祉に寄与しようという目的ではじめた募金運動です。
1954年(昭和29年)の4回目から、中央共同募金会との共催になりました。
石川県でも、県内の各金融機関窓口からの振込みによる募金だけでなく、NHK金沢放送局の窓口でも募金を受け付けています。
NHK歳末たすけあい募金の運動期間
12月1日から12月25日まで。
※共同募金の一環として実施しています。